祈りにかえて

雑感雑記の文章練習・読書日記・調べもの進捗報告書/140文字以上用メモ

『歴群「図解」マスター 潜水艦』

 今日は読書ノートをデジタルで作りました!アナログはだめだね…またチャレンジしますがたぶん……。

  というか人生の方向性がすでに変わってしまったんです。どれだけ建築デザインの勉強をしたところで、そして仕事がうまくいったところで、それで終わってしまったら仕方ないんじゃないか。それより、修行を積み重ねていって、最終的に解脱を果たせたら、そのほうがいいはずだと考えるようになっていたんです。
――その時点ですでに、現実の世界にはもう興味が持てなくなっていて、精神的達成みたいなものに人生の目標を切り替えた、というふうに捉えていいんでしょうか?
 そうです。
――そういう本質的な疑問に悩む人は、若い頃から様々な本を読んで、様々な思想に触れて、検証を重ねて、その集積の中から何らかの思想体系を選んでいくというパターンがあると思うのですが、あなたはそうじゃなかった。どちらかというとムード先行みたいな感じで、すうっとオウムに入っちゃった、というふうに見えますね。
 そのへんがやっぱり若さだったんじゃないでしょうか。いろんな思想に触れるよりも先に、宗教にぶつかってしまったというか。

(村上春樹『約束された場所で』文藝春秋、2001年)

 

 人間ならざるもの、人間に近いけど人間じゃないもの。僕の場合、ここが大きなポイントになる。具体的に言うと半魚人、ヴァンパイア、狼男。

(押井守『シネマの神は細部に宿る』徳間書店、2018年)

人間と人外。その本質は何かと言えばエロチシズムなんです。言ってみれば男が女に抱く違和感であり、女が男に抱く違和感。違和感があるからこそ惹かれてしまう。好奇心もあれば恐れもある。たぶん、女性にとって男性というのは、どこかしら恐怖の対象だったりする。野蛮だし、得体の知れないところがあるから。その反対に男性にとって女の人は未知なるもの。だからこそ惹かれるんですよ。エロチシズムはギャップのなかからしか生まれないというのが僕の考えで、それを言うと半魚人と人間の女性の出会いはめちゃくちゃエロチックなわけですよ。

(同)

 伊藤(和典)くんがよく言っていた「人ならざるものに生まれた哀しみ」だよね。

(同)