祈りにかえて

文章練習・雑記雑感・読書日記・調べもの進捗報告書/140文字以上用メモ

『アラブ、祈りとしての文学』

 今日は池袋ジュンク堂に行きました。最近はあまり本を買わないようにしています。お金を使わないようにしているのもあるけど、最近書籍を買っても虚無感が半端ないのよね。私から書籍が無くなったら創作が無くなるのも同義だし、そしたら私のアイデンティティが崩壊しそうで怖いです。

 

 『アラブ、祈りとしての文学』を読んでいました。

 同書とかアレクシエーヴィチとか『治りませんように』とかみすず書房系とかに漂う、”白い物語”、”人間が好きな人の書いた文章”感はなんだろう、といつも思っていました。そして同書にちょっとした私なりのヒントが。

(『アミーナの縁結び』という本を)読んでいて切なさに胸がしめつけられるのは、人が殺されるからではない。それにもかかわらず、他者への愛が、世界の美しさが、そして、世界が善であることをあくまで信じる気持ちが語られているからだ。

(『アラブ、祈りとしての文学』)

  私の形容する「人間が好き」ってこういう概念に近い!と思いました。「他者への愛が、世界の美しさが、そして、世界が善であることをあくまで信じる気持ちがある人」が「人間が好きな人」(私定義)です。